心はずむ笑運動のススメ
「遊びは子どもに帰る」
チャーリー・チャップリン曰く「人生はクローズアップで見れば悲劇、ロングショットで見れば喜劇」。
そしてアンドレ・ジイドは『地の糧』で「賢者とは全てに驚嘆できる人だ!」と述べています。
これらを私は
「くよくよしないで明るく前進!」
「喜び上手は幸せ上手!」
と解釈し、時折のエネルギー源としています。
さて「笑いは病気に打ち勝つ良薬」といった報告がテレビや新聞等で盛んに取り上げられるようになりました。
また、近年ストレスによると思われるうつ病患者が増加しているとのこと。
しかも30代・40代の働き盛りが最も多く、性格的特徴は「仕事熱心・勤勉・他者への配慮・几帳面・責任感が強い・自己への要求水準が高い人」といった、本来なら「プラス面を多くもった人」といえる人の発症率が高いそうです。
と同時にこうした性格の人は「何でも一人で抱え込んでしまうことが多い」とも言えます。だからこそ開放的時間、つまりストレス解消のための遊びの重要性を感じます。
今回のテーマ設定理由は、そのことを踏まえながらの提案です。
恐るべき生活習慣病からの脱却のためには「食事」の見直しは勿論のこと、そこに「笑運動」を実践することによって60兆の細胞・140億の脳細胞が今よりもさらに活性化し、若返るイメージがあります。
それは私が32年間(2006年時点)、数多くの人々と動き楽しむ中で躍動感あふれる笑顔に接してきたせいでしょうか!
夢中になっている時の瞳の輝きは大人も子どもも一緒!
大声を出したり、くやしがったり、手をたたき大喜びしたり、あまりの愉快さに涙を流したり!
遊びはまさしく子ども帰りだと思います。
高ストレスの時代だからこそ、健康的思考力の向上が重要、その為にも無邪気に遊び・笑う回数を増やすことが不可欠!
笑い・ユーモアは相手がストレスなく話せる状態をつくり、人間関係の距離を一気に縮める力を持っています。
まさしく相手を心地よくしてあげる為のサービスとも言えます。
さあご一緒にユーモアいっぱいの笑運動の実践と参りましょう!!
(2006年2月 講演会レジメより)